Item Number 16
■タイプ 赤 ■ボディー 重 ■産地 イタリア プーリア(Italy) ■等級 IGP ■ぶどう品種 モンテプルチアーノ50% プリミティーヴォ50% ■生産者 ロッカ・ディ・モリ ■熟成・醸造 フランス産、アメリカ産樽12ヶ月、瓶12ヶ月 ■アルコール度数 14.0% 2013年ヴィンテージコメント (2018年4月16日試飲) プラムのジャム、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、黒糖、カラメル香、ミルキーな風味、木質香、胡椒などのスパイス香、鉱物感じるミネラルなどが香ります。
口の中によく熟したジャミーな果実味が旨味豊かに広がります。
膨らみがありふくよかで、比較的豊かな酸とミネラルに富み、旨味豊かですが、メリハリがあり骨格のしっかりした味わいです。
タンニンは強めで、やや収縮感ありますが、シルキーで柔らかく荒々しい印象はありません。
余韻は長く、果実の旨味と共に苦味と収斂性が後味に心地よく現れます。
よく熟した ジャミーな果実味が豊かに広がり、膨らみがあり、しっかりした骨格と力強さも備え、素直に美味しいヴィンテージです。
麦ちゃん評価 4.05点 ※麦ちゃん評価とは? 2012年ヴィンテージコメント (2016年4月1日試飲) よく熟したプラム、アメリカンチェリーのジャム、イチジクなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、黒糖、ナッティーな風味、僅かに胡椒などのスパイス香などを感じます。
口の中に香りから想像するような完熟したジャミーな果実味がたっぷりと広がるイメージです。
旨味の要素は素直に豊かに広がり、非常に膨らみある味わいです。
比較的豊かな酸を感じ、旨味たっぷりですが、意外にしっかりとした骨格を感じ、メリハリある味わいでぼやけたところはありません。
タンニンは強めですが、尖ったところはなく、あくまでもシルキーで柔らかい印象です。
余韻は長く、たっぷりな果実の旨味が口中に長く残ると共に、僅かに苦味の要素が現れます。
完熟した印象の、ジャミーで旨味豊かなたっぷりな果実味が特徴的。
旨味の要素は素直に広がるイメージですが、意外にしっかりとした骨格も感じる素晴らしいヴィンテージです。
麦ちゃん評価 4.1点 ※麦ちゃん評価とは? 2011年ヴィンテージコメント (2014年12月29日試飲) 熟したプラム、乾燥プラムなどを思わせる果実香、カラメル香、ヴァニラ香、ナッティーな風味、木質香、鉱物を感じるミネラル、胡椒などスパイス香など豊かに香ります。
口の中に程よく濃縮したやや残糖を感じるイメージの旨味豊かな果実味が広がります。
アルコールを強めに感じ、膨らみがあり、旨味の要素が素直にストレートに広がる印象です。
酸は比較的穏やかですので旨味の要素をよりスムーズに感じる印象です。
タンニンは強めで、やや収縮感はあるものの、荒々しいイメージはありません。
余韻は長く、やや残糖を感じる果実の旨味が口中に残ると共に、タンニンとミネラルから由来する収斂性が現れます。
濃縮したやや残糖を感じるたっぷりの果実の旨味が特徴的。
強めのタンニンを感じ、ミネラル感に富み、力強さも備えたヴィンテージです。
麦ちゃん評価 4.0点 ※麦ちゃん評価とは? 2007年ヴィンテージコメント (2014年4月8日試飲) イチジク、ブルーベリー、プラムのジャムなどを思わせる果実香、ドライフラワー、ミルキーな風味、ヴァニラ香、醗酵食品香、胡椒などスパイス香など豊かに香ります。
口当たりスムーズで、濃縮した旨味豊かな果実味が広がります。
アルコールを強めに感じ、膨らみがありふくよかな味わいで、旨味の要素が素直にストレートに広がる印象です。
酸は程よくメリハリがあり、タンニンは強めですが、あくまでもシルキーで尖ったところはありません。
余韻は長く、旨味豊かな果実味と共に、ミルキーな風味、タンニンから由来する苦味などが現われます。
力強く飲み応えありますが、口当たりスムーズで、濃縮した果実の旨味が素直に広がる印象のモダンなイメージの1本です。
麦ちゃん評価 4.0点 ※麦ちゃん評価とは? その他のロッカ・ディ・モリシリーズはコチラ ⇒サレント ロッソ スルサム ロッカ・ディ・モリ イタリアで麦ちゃん一押し!「ロッカ・ディ・モリ」南イタリア・プーリアの家族経営の生産者による掘り出し物 よく熟したジャミーな果実味が豊かに広がり、膨らみがありしっかりした骨格と力強さも備え、素直に美味しいヴィンテージです。
麦ちゃん評価:4.05点 南イタリア・プーリア州は長靴のカカトにあたる地域です。
ロッカ・ディ・モリ Rocca dei Mori D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ・ディ・レッチェにある全くの家族経営の生産者です。
ワイン造りの歴史は1870年に遡ります。
二代目が施設を新設し、畑をおこしました。
さらに三代目が1960年に会社を設立し、1975年には瓶詰め装置を導入して、ワインの元詰めと自社ブランドのラベルの使用を開始しました。
1995年からは、葡萄園を増やしワイン造りや熟成の最新技術を駆使することにより、世界中へ輸出を始め、成功を収めました。
現在、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に7人で構成しています。
新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、しかも熟成がゆっくり進んでいくのは、熟成出来るワインを造ろうとしているからです。
そのために、収穫から醗酵まで全ての過程でそうなるようにしています。
所有する自社畑は50haで、内訳は35%がコペルティーノ、25%がスクインツァーノ、その他となっています。
さらに80haのアグノロモ指導の契約農家からの買い取り葡萄を使用しています。
単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取ります。
プーリアは元々雨が少なく乾燥しているので、農薬は雨の多い年には使用しますが、それ以外は何も使いません。
葡萄は1本の樹に2〜3房しか付けません。
収穫は夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。
収穫量は法定収穫量の1/3の30hl/haです。
葡萄を食べるとジャムの味がします。
また、三角形のタンクを使用し、タンクの上部を開けておきます。
プリミティーヴォはたくましい葡萄なので、天然偶発酵母を使用。
ネグロアマーロはデリケートなので、酸化したようなニュアンスにならないよう天然人工酵母を使います。
醗酵中も醗酵が終わっても、ポンプでピジャージュを行います。
マセラシオンは長く、1ヶ月以上になることもあります。
印象的な香りは、酵母によるものです。
長い発酵、熟成をするといろいろな力を溜め込むので、それを除去してしまうフィルターは使いません。
また、バリックから瓶詰めするとショックを受けるので、一度大きな樽に入れてからボトリングします。
品質へのこだわりはコルクにも現れており、コルク会社が造る最高の規格のものだけを使っています(通常の5〜10倍の価格)。
また漂白しないため、コルクの色が悪く見えます。
その年の作柄によって、造るワインを変えています。
良いヴィンテージのみ上のクラスのワインを造り、そうでない年はオンリイ・ロッソを造ります。
格下げや生産量を減らす生産者はいますが、ここまで徹底した生産者は他に知りません。
訪問して印象的だったのは、「良いワインを造ることは重要だが、人の印象に残るワインを造りたい。
10人中9人に嫌われてもいいから、ロッカ・デイ・モリだと分かってもらえるワインをめざしたい。
」という言葉でした。
ちなみに、「ロッカ・デイ・モリ」とは、「トルコ人の大きな石」という意味で、オスマントルコが攻めて来た際の首切り台の石のことです。
また、ワイン名のブリアコやウイリエーザは、父親の代から使っていて、名前とデザインは昔ユーゴスラビア人に頼んだため、意味は誰も知らないとのことでした。
(インポータの資料を抜粋)
Review Count | レビュー件数 | 1件 |
Review Average | レビュー平均 | 5(5点満点) |
Shop Name | ショップ | ワインブティックヴァンヴァン |
Price | 商品価格 | 1,996円(税込み) |